骨密度検査
骨密度検査とは
骨の量が減って弱くなる病気である骨粗しょう症を診断するための検査です。特に閉経後の女性はホルモンの関係で骨の量が低下し骨折しやすくなります。 骨折は入院や活動性の低下により要介護や寝たきりの原因となることが多く、予防が大変重要です。このため骨密度を計測し早期に診断、治療することが大切です。
検査方法
当クリニックでは精度の高いDXA法(デキサ法)を採用しています。 微量のX線を照射し骨密度を計測します。検査時間は5分程度です。
検査結果について
重要な検査結果はYAM (Young Adult Mean)です。 これは日本語で若年成人平均値と言います。 健康な若年者の骨量を100としたときにどのくらいかをパーセントで表しています。 YAMが80%の場合は若年成人より20%骨量が減っているということです。 骨量は20代をピークに徐々に減少していきますが、その減少量が多いと骨粗しょう症と診断されます。 一般に80%で要注意、70%で要治療となります。