ホルター心電図(24時間心電図)
ホルター心電図(24時間心電図)とは
心臓は24時間規則的に休みなく一定のリズムで拍動しています。 このリズムに乱れがある状態を不整脈と言います。不整脈は1日中継続的に出現する場合や、数秒の場合など様々です。 無症状のこともありますが場合によっては胸苦しさ、胸の違和感、胸の詰まる感じなどを自覚することもあります。 また意識消失や脳梗塞の原因となる場合もあります。通常外来や健診の心電図は検査中のみの拍動しか計測していません。 このため検査中以外に不整脈が出現している場合には正確な診断をすることができません。 ホルター心電図は24時間計測することによって不整脈を診断できる可能性が高くなります。 その他健診などで不整脈を指摘された場合はその頻度の確認や狭心症(虚血性心疾患)の診断のために行うこともあります。
検査方法
来院し小型の電極と機械を装着します。24時間後に再度来院いただき電極を外します。 データは電磁的に記録されており波形を解析し診断いたします。最終的な診断まで1週間程度かかります。